どうもはじめまして mirim です
近頃、メンタルケアやうつなどを耳にする機会が増えてきましたね
私自身の経験
私自身、約10年会社員として働いている間にメンタルヘルスについての悩みを抱えた時期がありました。専門職の資格を取得し、初めの会社に4年勤務 その後2年間の大学生活を経て 転職!
大学生活では定期収入がないことの不安が強く、たくさん働きたい!と思っていました。転職先は、地元では大きな会社だったため忙しいことは分かって入社しました。やる気に満ちあふれていたと思います。入社2日目から残業続き それを「はやく戦力になりたい」「必要とされている」と嬉しく感じるワーカホリックでしたね…
なんとか半年ほど頑張れたのですが、そこから2年目まではミスが続き 眠れず 会社からの「これどうなっているの?」という電話におびえる日々でした。自分でおかしいと気づいたのは眠れなくなって2ヶ月経ったころでした(気付くずいぶん前にはおかしかったと友人に言われます)気づいてからも、市販薬でごまかし、休みの日にたくさん眠れば大丈夫!とメンタルクリニックを受診するまでに2ヶ月ほどかかりました。初診時、めちゃくちゃ泣いた記憶があります。
なんやかんやで調子が良くなり、今は自分のQOLのために退職するぐらい元気になりました
身近にあるメンタルヘルス
自分がおかしいことに気づいて受診するまで時間がかかった理由は、「私がメンタル(の病気)のはずがない」という考えがあったからです。それは単なる思い込みでした。メンタルヘルスに関連する仕事をしていたこともあり、「病気と言われたら仕事にならない」「おかしいと思われる」と勝手にひどく怯えていました。眠れず仕事に影響があったころは分かっていませんでしたが、この思い込みは、私自身がメンタルヘルスに悩んでいる人への差別的な考えでした。
しんどかった時期が過ぎ、周りを見る余裕がでてくると「転職したてのころは頭がおかしかった」と笑って話すことができるようになりました。すると、「実はメンタルクリニックに受診したことがある」「睡眠薬を飲みながら仕事をしている」「最近仕事を辞めた」など、話してもらう機会が増えました。
厚生労働省が発表した 令和3年 労働安全衛生調査(実態調査) によると、過去1年間にメンタルヘルス不調により連続1か月以上休業した又は退職した労働者がいた事業所割合及び労働者割合労働者は、全体の10.1%とあります。大きい事業所は数字が大きく、小さい事業所は小さい理由など詳細は気になるところですが、ざっくり言うと令和3年度 10人に1人は1か月以上休むか辞めたということです。私はそんなに珍しいことじゃないな~と思います。
対策
ここからは、私の経験による良かった対策です。ご参考までに
四苦八苦しているときに、ネットで調べたり、知っていることをやってみたり、あれこれ試しました。一番、効果があったのは紙に書くことです。日記やSNSなどに「あーーー、しんどい!!」など思っていることを何でも書きました。専門的にはエクスプレッシブレイティングと言うそうなのですが、難しいことは置いといて、書くことで忙しい頭の中を知ることができました。いくら知っていても、勝手な思い込みって気づかないんですよね~。思い込みだと気づくことでいろんなことが楽になりました。
あと、友人に話したことですね。愚痴や不平不満ばかりでしたが、うんうんと聞いてくれる友人たちがいてくれたから乗り越えられました。私は、周りに良く思われたいタイプなので自分のできないことやしんどいことを話すのに抵抗がありました。取り繕えないぐらいの体調になってようやく話せたことが多いです。それからは、自己開示すると自分の気持ちが楽になるとわかり、「話さなきゃ」「これ話したら嫌われるかも」と臆病な気持ちが小さくなりました。悩みを打ち明けるって大げさな感じではなく、「次はどこにご飯食べに行く?」というテンションで自分の困っていることを話せるようになりました。
なにより、メンタルクリニックを受診したことが回復につながりました。どんなタイミングで、どこを受診したらいいか分からない。などの受診については次の記事で体験談を書いていきます。迷っているなら、電話相談だけでもするといいですよ。
長くなりましたが、生きていくって大変 働くって大変 私たちよく頑張ってますよね!いっぱい褒めて今日を乗り切りましょう!!